ClaudeとCodexを併用|VSCode同時使いのコスパと使い分け【2026年実体験】
Claude Code を使っていると、わりとすぐ上限に当たります。じゃあ上位プランに……と思っても、月$200はさすがに踏み切れない金額で。
そこで Codex を VSCode に並べて併用してみたら、これが想像以上に良かったんです。
結論から言うと、AIコーディングは1つに絞らないほうがいい。上位プランに課金するより Claude Code と Codex を並行するほうがコスパが良くて、進歩の速い今はどっちも触っておくのが結局いちばんラクでした。
上位プランは高い|だから「並行」を選んだ
きっかけは完全にお金の話です。
Claude は Pro プラン(月$20・Claude Code が使えるプラン)で使っていますが、作業が乗ってくるとわりとすぐ上限に当たります。解決するなら上位の Max プラン。でも月$200はさすがに高い。毎月この額を払い続けるのは、個人だと現実的じゃないなと。
そこで発想を変えて、Claude はそのまま、別のAIを足すことにしました。選んだのが ChatGPT Plus(月$20)。ここに Codex が含まれていて、コーディングに使えます。
料金で並べるとこうなります(2026年6月時点)。
| プラン | 月額 | メモ |
|---|---|---|
| Claude Pro(Claude Code 込み) | $20 | 今これ |
| Claude Max 5x | $100 | 上限は解決。でも高い |
| Claude Max 20x | $200 | さらに上。個人にはオーバー |
| ChatGPT Plus(Codex 込み) | $20 | 併用に追加したのはこれ |
Claude を Max($200)に上げる代わりに、月$20を足すだけで別のエンジンがまるごと1つ増えたわけです。合計しても月$40。Max 単独より安いうえに、使えるAIが2つになる。自分の使い方だと、このほうが合っていました。
もちろん ChatGPT Plus 側にも使用枠はあります。「Codexを足したら上限が消える」わけではありません。ただ、作業を Claude と Codex に振り分けると、片方だけを使い続けて一気に上限へ……ということが減りました。Max に上げて1つに集約するより、2つに分散させるほうが自分には現実的だったんです。
上位プランに$200払うより、月$20でもう1つAIを足すほうが、安いし潰しが利く。
しかも、嬉しい誤算がありました。Codex のために入れた ChatGPT Plus には、画像生成もついてくるんです。同じ月$20の枠に、コーディングも画像生成も両方入っている。
実はこのブログのアイキャッチや図解も、全部 ChatGPT で作っています。日本語テキスト入りの説明スライドみたいな画像も、プロンプトを投げればそこそこのものが返ってくる。ブログ運営だと画像づくりは地味に手間なので、これが同じ$20に乗っているのはかなり助かりました。

コーディングと画像生成が1つのプランに入っているのは、地味に効いてきます
VSCodeでClaude CodeとCodexを同時に使う
併用といっても、別々のアプリを行き来するわけじゃありません。Claude Code も Codex も、どちらもVSCodeの拡張機能として入れていて、同じウィンドウの中で両方が動いています。
画面はこんな3ペイン構成です。
[ ディレクトリ ] [ Claude Code ] [ Codex ]
左にファイルツリー、真ん中に Claude Code、右に Codex。作業しながら「これはClaudeに」「これはCodexに」とそのまま投げられるので、切り替えのストレスがほぼないです。


2つ並んでると忙しそう

それが意外と平気なんです。投げ先を変えるだけなので
CLAUDE.mdをCodexにも読ませる|ルールは1つでいい
2つのツールを併用すると気になるのが、ルールファイルの管理です。Claude Code はプロジェクトの決まりごとを CLAUDE.md に書いておくと自動で読んでくれます。Codex にも同じ役割の AGENTS.md という仕組みがある。
じゃあ両方に同じ内容を書いてメンテするのか……と思ったんですが、それはやめました。Codex 側の設定で、CLAUDE.md をそのまま読ませることにしたんです。
Codex の設定ファイル(config.toml)にこの1行を入れるだけ。
project_doc_fallback_filenames = ["CLAUDE.md"]
これは Codex が公式に CLAUDE.md 対応しているわけではなく、project_doc_fallback_filenames に CLAUDE.md を指定して「AGENTS.md が無ければ CLAUDE.md を読む」ようにする設定です。実際、AGENTS.md を置いていないこのプロジェクトでも、Codex は CLAUDE.md のルールに沿って動いています。念のため Codex 自身にも設定を確認しました(下のやり取り)。

結果、ルールファイルは CLAUDE.md 1つだけ。AGENTS.md は作っていません。Claude Code も Codex も同じルールを見て動くので、二重管理から解放されました。
補足すると、Claude の CLAUDE.md は @path で別ファイルを取り込めます。Codex 側に同じ @import 相当があるかは確認できなかったので、今回は fallback ファイル名に CLAUDE.md を指定して一本化する形にしました。

ルールが1ファイルなら、片方だけ古い…という事故も防げます
使い分けはこう落ち着いた
両方を使い続けていると、意識しなくても振り分けが決まってきました。今は Claude と Codex / ChatGPT の2つで、ざっくりこんな役割分担です。

Claude Code(Anthropic)に任せていること
- ブログ記事の執筆
- KanaLab のツール系ページづくり
- YouTube 動画まわり(検討中)
- プロジェクト全体の管理・PM
Codex / ChatGPT(OpenAI・同じChatGPT Plus)に任せていること
- 精度や規模が要るツールの本格開発(重めの実装)
- ブログのアイキャッチ・図解などの画像生成
Claude Code は文章とサイト、そして全体の舵取りが得意です。ブログ記事や KanaLab のツールページ、プロジェクトのPM的な動きはClaudeに任せています。「この修正がどのファイルに影響するか」「ルールとしてどう判断すべきか」を、文脈を踏まえて動いてくれるのが強い。
もう一方の Codex / ChatGPT は、重めの実装と画像生成が担当。Codex は計画を立ててから実装に入るぶん、規模が大きいコードでも破綻しにくい印象です。大規模なツール開発や、ブログの図解・アイキャッチはこちら。Codex と ChatGPT は同じ ChatGPT Plus(月$20)に入っているので、まとめて1枠として扱えるのが地味に便利でした。どちらか一方で完結させるより、役割を分けたほうが結局うまくいく印象です。
| Claude Code | Codex / ChatGPT | |
|---|---|---|
| 提供元 | Anthropic | OpenAI(同じ ChatGPT Plus) |
| 得意なこと | 記事・サイト・全体管理 | 重い実装・画像生成 |
| 主な用途 | ブログ記事・ツールページ・PM | 大規模ツール開発・図解/アイキャッチ |
| 月額 | Claude Pro $20 | ChatGPT Plus $20 |
どっちか1つに賭けない|AIの進歩は読めない
ネットを見ると「ClaudeとCodex、どっちが上か」みたいな記事が多いです。でも正直、今どっちかに決め打ちするのはもったいないと思っています。
理由はシンプルで、AIの進歩が速すぎるから。今月いいほうが、来月にはもう逆転しているかもしれない。1つに絞って、そのツールが伸び悩んだら、まるごと乗り換える羽目になります。
両方を日常的に触っていれば、どっちが伸びてもすぐ乗れるし、片方が調子を落としてももう片方に逃げられる。「どっちが勝つか」を当てにいくより、「どっちが来てもいい」状態にしておくほうが、個人的には安心でした。
月$40で2つのAIを使いこなせるなら、保険としても悪くないなと。
まとめ
- 上位プラン(Max 20x・月$200)に上げるより、ChatGPT Plus(月$20・Codex 込み)を足すほうが安い。合計月$40で2エンジン使える
- どちらもVSCode拡張で、3ペインに並べて同時に使える
- Codex にも
CLAUDE.mdを読ませて、ルールファイルは1つに統一 - 使い分けは「記事・サイト・PMは Claude / 重い実装・画像生成は Codex・ChatGPT」
- AIの進歩は読めないので、1つに賭けず両方使いこなしておくのが結局いちばんラク
よくある質問
Q. Claude Code と Codex、片方だけじゃダメ? A. 全然アリです。ただ上限解決のために上位プランへ上げると高いので、Claude Pro+ChatGPT Plus(月$40)で両方使うほうがコスパが良くて、片方が伸び悩んでももう片方に逃げられます。
Q. 2つ入れるとルール管理が面倒では?
A. Codexの設定で CLAUDE.md を読ませれば、ルールファイルは1つで済みます。AGENTS.mdを別に作る必要はありません。
上限問題やコストで悩んでいる人は、上位プランに上げる前に「もう1つAIを足す」選択肢も試してみてください。意外と相性よく共存できます。
実際に使ってみた感想や、ほかのAIとの組み合わせがあれば、Xでも聞かせてください。
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