Claude Code に Astro サイトを作らせた記録
Claude Code に丸投げしたら、Astro サイトの最初の形が 34 分で出てきました。私が打ったコマンドは 1 つもありません。読み終えると、丸投げでどこまで進めて、どこから自分で決めることが増えるのかが分かります。
何で作るかを決めたあと、やったことは Claude Code に頼んで、出てきたものを見ただけです(決めた経緯はホームページを何で作るか)。
頼んだのは「何を作りたいか」だけ
伝えたのは、ブログ、ゲームの解析ページ、投資の情報をまとめるページ、あとで課金の仕組みを載せたいこと。どう作るかは 1 つも書いていません。
当時のやりとりが残っています。クリックすると 1 ターンずつ進みます。
- わたし 独自サイト化進める。構成についてリサーチ含め案作成して、MDファイルにまとめて。技術仕様はできるだけ拡張性が高いやつがいい。複数案作って
- Claude Code リサーチエージェントを起動して複数案をまとめます。
- わたし 移行プラン作成して。また、移行内容をブログ記事としてもまとめて。移行後記事発信したい
- Claude Code 移行プランを保存しました。フェーズ0〜7の段階移行で、現行サイトは残したまま新しいほうを足す形です。次に進める準備が整っていれば、フェーズ0(プロジェクト初期化)から着手します。
- わたし プラン実行して
「プラン実行して」と言ったその夜、22:19 に最初のコミットが入りました。
出てきたのは、13 行の設定と 17 行のページ
その最初のコミットに入っていたものです。
- 外から借りている部品は 3 つだけ——
astro、記事を書くための@astrojs/mdx、検索エンジンに渡すページ一覧を作る@astrojs/sitemap astro.config.mjsは 13 行。サイトの住所と、使う機能と、書き出し方だけ- 書き方の間違いを早めに知らせる
tsconfig.jsonが 5 行 - 最初のページ
src/pages/index.astroは 17 行 - そして、公開するための
deploy.shが初日から入っていました(この 65 行が、いまも公開したサイトを動かし続けるの土台になっています)
初日に出てきた設定ファイル、13 行の全文 astro.config.mjs(2026-05-14 の最初のコミット)
// @ts-check
import { defineConfig } from 'astro/config';
import mdx from '@astrojs/mdx';
import sitemap from '@astrojs/sitemap';
// https://astro.build/config
export default defineConfig({
site: 'https://kanalyzelab.com',
integrations: [mdx(), sitemap()],
build: {
format: 'directory',
},
});丸投げで出てきたのは、これだけです。 拡張子ひとつ、行ひとつ、私は書いていません。
自分で選んだものは、この中にひとつもありません。 書き方の間違いを知らせる設定が厳しめ(strict)なのも、私が選んだからではなくそういう既定だったからです。私は中身を理解しないまま始めました。分からないものが出てきたら、あとから「これは何をしているのか」と聞いています。
そのまま正しかったわけでもありません。 22:53 に読める形になったあと、その 5 分後の 22:58 に「フロントページとブログ一覧を分離」というコミットが入っています。前のサイトの形に合っていなかったので、直してもらいました。
34 分の裏に、800 行の読み込みがあった
コミットの時刻がそのまま残っています。34 分と 3 日を同じ線の上に並べると、間隔の差が見えます。

34 分と書くと、何も考えずにできたように見えるかもしれません。そうではありません。
同じコミットに、仕様が 118 行、移行プランが 422 行、技術の比較検討が 267 行、一緒に入っています。 出てきた設定ファイルより、先に書いた文章のほうがずっと長い。 書いたのは私ではありませんが、読んで納得してから「実行して」と言う工程は飛ばしていません。上のやりとりが 5 月 11 日から 14 日までかかっているのは、この 800 行あまりを読んでいたからです。
図の右に離れている 3 日は、そのあとの 3 日です。読める形になってから、最初の記事(WordPress からの移行記事)を公開したのが 5 月 17 日でした。
この段階でやっていたのは、出てきた画面を開いて、思っていたものになっているかを見ることでした。コードを読んで直したわけではありません。 画面を出すところまで頼んでいたので、このあいだ私はコマンドを 1 つも打っていません。 これができるのは、間違っていても戻せるからです。
ここまでを自分でも試すなら、入口はClaude Code を使い始めるまでです。
丸投げで消えるのは、打つ作業だけ
持ち帰りは 1 つです。丸投げで消えるのは打つ作業であって、読んで決める作業ではありません。
私の場合、立ち上がりは丸投げで足りました。最初に効かなくなったのは記事の置き場所で、どこに何を置くか・どれを公開するかを決めないまま記事が増えて、痛い目を見ています。
頼む相手は同じでも、頼む前に決めておくことが増えていきます。 その決めごとはAstro の src/ をどう分けたかにまとめました。